「フッフッフ!!来てやったぞ!我が恋の代理人!歩和よ!!今宵は我の頭となりて!作戦を立てる許可を与える!さぁ!」

「空気を読め!!朝テストォ!!」


教室の目線が一気にこっちに向く。そして井夜華の奴がこっち向いてすごく嫌そうなかんじをだす。眼鏡のしたの目は見えなくとも、視線は…って!?
「井夜華!!?なんでここにいんのさ!?」

「…うるさいですよ。日本史専攻の授業…21回目ですよ。ハァ…なんで朝からこんなにうるさいのだ…。」

…そういえば…こいつも…そうだった…。

私は一つの危機感が脳裏に浮かぶ…。

ー私もアルリと同じになってないか…!?
いやいや!
うるさくなんか!
「小野崎さん…ロ・ウ・カ★」

…目の前には…先生…。
廊下を見るとアルリが[聖・ラバーキャッチ団・参謀小野崎]とかかれている紙を振りかざしながらパタパタ走っていた。