そう言うと、また顔を手で覆った。 弱虫。 「俺はいつだって本気だよ」 「あっそ」 「…疲れた」 「お疲れ様」 「もーだめかも」 「これを機に少し休めば」 「そーする」 淡々と会話が紡がれて、いつの間にか友馬は、体を起こしていた。 体を丸めて溜め息を吐いた。 「俺って軽いか?」 「軽い」 「…少しぐらい気ぃ使えよ」 「あんたに使う気なんて残ってません」 容赦はしない。 せめてもの優しさだと思って欲しい。 ここで私が気持ちを伝えたら、きっと友馬は戸惑って何も言わなくなるから。