そこで諦められなかったから、今もこうして悩んでいるわけだけど。
うじうじしていたら何年も経っていた。
顔を合わせる回数を回数は減って、今では私が隠れるようになった。
相手からしてみればただの教え子の1人でも、私にとっては大切な先生で。
だから余計に苦しかった。
先生は何も悪くないから。
責めることなんてできるはずなくて…
後悔は、したくない。
だから思いを伝える。
若気の至、なんて言葉で…ただの青春の一コマになんてしたくない。
大人になって、もし先生に会って、その時に曖昧になんて笑いたくはないから。
終わったら遊乃ちゃんと会えるってことを楽しみにしていよう。
その方が気が楽だと思う。
絶対に、逃げない。