指輪と私の物語1~焔~[完]

魔獣を倒し、人質を解放すると、兵達も一気に盗賊を捕らえにかかった。

「そして国は平和を取り戻したんだ。でもな…。困った事にバーンの奴がな…。」

私は、バーンのお父さんの話に聞き入っていた。

「バーンがどうしたの?」

バーンは笑って言った。



「あの時は、僕もまだ理解できていなかったんだ。ずっと街と城と、学校で生活していて、魔獣のホントの恐さをね」

バーンは、お父さんと口を利かない日々が続き、それと同時に剣術の練習に力をますます入れるようになった。