指輪と私の物語1~焔~[完]

「変態王子に興味はないわよ」

バッサリ切り捨てられる俺

「剣を出しなさい!ほら!早く!」

(イヤイヤ、流石炎の側だからか暑いなぁ。)


過去の様々な恥ずかしい事を思い出していた俺は、冷や汗を拭っている。

そんな俺を冷ややかな目で見ながら、妖精が急き立てる。

俺は、剣を取り出す。

妖精は、その剣を炎にかざせと言う。

俺は、剣を炎の側に近づけると、一瞬躊躇うも、一気に炎の中へと刃の部分を入れた。

ボワン!!

静かに揺らいでいた炎が大きく揺れる。

俺は、とっさに剣を炎の中から引いた。