指輪と私の物語1~焔~[完]

クレアの遺体を返してほしいと要求したが、返ってくることは無かった。

「我ニ、食事ハマダカ?」

魔獣は、そう言った。

そう 盗賊はクレアを魔獣に渡した。

(クソッ!俺にもっと力があれば!魔獣一匹くらいを斬れる力が!)

俺は、拳を地面に叩きつける。

人質の体力を思えば、奪還を早くしなくてはならない。