指輪と私の物語1~焔~[完]

そこには、いつの時代からあるのか、小さな神社があった。



大きな木々に囲まれて境内はあった。


周りは住宅街だが、人影は見当たらない

そこには風化しそうな狛犬の姿があった。


私はそっと近づくと、背伸びをしつつ触れてみる。