指輪と私の物語1~焔~[完]

その時、声が響き渡った。

「お止めなさい!貴方達、ここが何処か分かっておられるのですか!?」

一人の女性が人々と盗賊の間に立った。


(クレア!!)


それは、俺の妻であった。

俺は直ぐ飛び出そうとした。
だが、複数の兵によって抑えられる。


盗賊の後ろには、魔獣の姿が見えた。 



(何!?盗賊は魔獣を従えてるのか?)



魔獣の周りには、人質になっている街の人がいた。