指輪と私の物語1~焔~[完]

城に着くと、バーンのお父さんは門番に何やら伝える。

待たされること、数分後

城の中が何やら騒々しくなった。

私達は、何故か国王の間に通されることになった。

「めんどくさいな…。ユーリ?とりあえず、国王にユーリのこと報告するからな?安心しろ!バーンはユーリの横に居ろよ?」

「分かってるよ!親父! ユーリ?」

バーンは私の横をずっと離れず歩いている。

「大丈夫だよ!ユーリには僕も親父も付いてるからね!あ…。親父は微妙かも。」

最後の方は小声で呟くバーン。

私達は、それぞれ覚悟して王の間へと足を踏み込んだ。

バーンのお父さんは憂鬱そうに、バーンは嬉しそうに…?なぜ嬉しそうに見えるんだろう?

様子が真逆な二人への疑問は、すぐに解消された。