指輪と私の物語1~焔~[完]

街に入ると、そこには沢山の人と物が溢れていた。

そして、私達は中心部を避けるようにして、歩みを進める。

「あの…。どこに向かってるの?」

私は、バーン達に聞く。

「とりあえず、あそこに向かう。」

バーンのお父さんが指した先には、あのお城があった。

「あまり近づきたくないんだがな…。」

バーンのお父さんはそう言って、頭を掻いた。