指輪と私の物語1~焔~[完]

私達は、歩き続けた。

街に近づく度に、道も歩きやすくなっていき、人の往来も増えてきた。

そして丘を登ると、
「シンデレラ城みたーい!」
私はそう叫んだ。

丘の下に広がる大きな街

その奥には、日本のとは違う、白く大きなお城が見えた。

「ユーリの国にも、こんな城があるのか?」

バーンのお父さんは、そう尋ねる。

「うん!遊園地のアトラクションになってるんだよ!」

って言うと、不思議そうな顔をした。

(そっかぁ…。車が無いんだもん。遊園地も無いのかも)