指輪と私の物語1~焔~[完]

「せめてコレをこの子に!」

村人達の間から、一人の女性が私に駆け寄って、何かを私に握らせた。

掌を開けると、そこには一本の赤いリボンがあった。


「それは…。貰っておきなさい」

バーンのお父さんは、リボンを見てポンポンと、私の頭を撫でた。