指輪と私の物語1~焔~[完]

「お前ら、こんなとこに居たのか?朝食を済ませたら出発だ。昨日はスムーズに来れたから、夕方前には街に着くだろう」

バーンのお父さんが、私達を見てそう言った。

私達は、朝食を済ませ宿を出発する。


宿を出ると、そこには警備隊の隊長らしき人と村長らしい人がいて、その後ろには大勢の村人達がいた。

村長らしい人が言う。

「昨夜は、そなたの活躍で助かった。感謝を表したいんじゃが」

「いや 俺は何もだ。当然のことをしたまでだ。怪我人は無事か?」

バーンのお父さんの問いに、警備隊長らしき人が答える。


「えぇ 手当てが早かった為に重傷者も二人居るが、命には別状無い。誠に感謝する。」


私は、良かったってホッとした。