指輪と私の物語1~焔~[完]

「おはよう」

私は、剣を振るうバーンに声をかける。
バーンは、動きを止めて私を見るとニッコリ笑って、挨拶を返した。

「あなたのお父さん、無事に帰って来たんだね?」

「あぁ!親父は負けないさ!」

「剣?」


私の視線は、バーンが持つ短剣へと移る。