指輪と私の物語1~焔~[完]

魔獣は、俺に視線を向ける。

「人間ガ、何人キテモ同ジダ」

警備隊も俺に気付くと、逃げるように叫ぶ。

だが俺は、その叫びを無視して、腰の剣を抜いた。

(ちぇっ!こいつは、魔獣の中でもでかいし、知能も高そうだ。)

俺は、魔獣へ近づいた。