「クククッ 素晴らしい」
赤い瞳の男は、剣を見つめてそう笑い呟く。

私の後ろから、一人の仲間が私を守るように私の前へと出る。


「リーダー!」


リーダーと呼ばれた男の右手には、水色の宝石が付いた指輪が嵌められている。


そして、私と同じように剣が握りしめられていて、その剣は、水色の光を放っていた。