バーンが剣で、地を支える。
頬を手でなぞると、血が手を染める。
広場に静けさが、戻った。
聞こえるのは、バーンの息遣い。
「ハァ・・・ハァ・・・僕は・・・僕は!絶対にユーリを守るんだ!」
バーンの叫びに反応したのか、剣が赤く光り始めた。
「加護を受けた剣か・・・」
男の言葉に弾かれたように、バーンが動いた。
「僕は、守りたい者を守る!ユーリ1人守れないで、いつか継ぐ王になんか、なれないんだ!!」
バーンの動きが変わった!?
素人の私でも分かるくらいの、機敏な動き。
男の剣を、動きを確実に捉えていく。
バーンが、男の剣を逸らしながら一回転する。
その反動を利用して、バーンが横に剣を流し斬った。
ーーーーー!
パサッ
男のフードが取れる。
「キレイ・・・」
私は思わず呟いた。
頬を手でなぞると、血が手を染める。
広場に静けさが、戻った。
聞こえるのは、バーンの息遣い。
「ハァ・・・ハァ・・・僕は・・・僕は!絶対にユーリを守るんだ!」
バーンの叫びに反応したのか、剣が赤く光り始めた。
「加護を受けた剣か・・・」
男の言葉に弾かれたように、バーンが動いた。
「僕は、守りたい者を守る!ユーリ1人守れないで、いつか継ぐ王になんか、なれないんだ!!」
バーンの動きが変わった!?
素人の私でも分かるくらいの、機敏な動き。
男の剣を、動きを確実に捉えていく。
バーンが、男の剣を逸らしながら一回転する。
その反動を利用して、バーンが横に剣を流し斬った。
ーーーーー!
パサッ
男のフードが取れる。
「キレイ・・・」
私は思わず呟いた。


![僕の(わたしの)生きる世界1[完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.781/img/book/genre7.png)