指輪と私の物語1~焔~[完]

「ほぉ おまえ、人のくせに我の種を知っているのか?」

「絵本で見たことがあるわ!」

「ユーリ、僕は見たことがない。」
警戒しているバーンに笑顔の私。



「お前がまだ幼くて良かった…。」


ユニコーンが私を見て呟く。
その呟きは、誰の耳にも届かなかった。

「お前たちを迎えに来た。馬達よ。付いてこい。」

「仰せの通りに」

テイラとスケベは、歩き出したユニコーンに付いていく。