指輪と私の物語1~焔~[完]

「モブ!!お止めなさい!」
「親父!!返せ!」

マリは、呆れた顔をしてモブに剣を返すように言った。

「私の推測ですが、モブの剣はモブ以外の人は持てないのよね?」

頷くモブ。

「バーン殿の剣の所持者は現在バーン殿に、リボンの所持者はユーリ殿にある。」

マリの言葉に続いて、モブが叫んだ。

「くそ!だから、あのお婆妖精が山に入れるのは、バーンとユーリだけだって言ったのか!!」