指輪と私の物語1~焔~[完]

「必要最低限な物しかない…。モブらしいですね。」

マリは、小屋を見渡してそう言った。

この二人、仕事の時とプライベートの時ではモブに対しての呼称や対応が違うのだが、さすが王族の元で働く人材、使い分けをしているのであった。

この旅では必要ないと思うんだけど、それは長年の癖なんだろう。

モブとマリとスーは、進路の確認を打ち合わせていたが、私とバーンは直ぐに眠りについた。

そして外からは、テイラとスケベの何やら口論が聞こえてきていたが、夜も更けるとそれも静かになった。