指輪と私の物語1~焔~[完]

棒は動物の脇辺りに当たり、動物は一瞬体制を崩し、すぐにちょっと離れて体制を整える。

私は、棒を握りしめた。

剣の練習を思い出していた。

動物が次の攻撃を仕掛けようとジャンプした。

「ユーリ!頭だ!」

私は寸前で動物を避け、動物が向かう方向と同じ方向に向いて、その流れのままに動物の頭を狙って叩いた。

動物は、脳震盪を起こしたようだ。