指輪と私の物語1~焔~[完]

前方200メートル程先に、恐竜がいた。

「おっきい!!恐竜?ゴジラ?」

「ユーリ?それは何?あれは魔獣だよ」
「え?あれが?」

バーンがそう答え、私が驚いている間に、いつの間にか起きていたスーとモブは、魔獣へと向かっていった。

バーンも向かおうとしたが、マリに止められた。

「バーン殿?あなたまで行ったら、馬車が手薄になります。あなたは、ユーリ殿の側にいるべきです。」

「!!…マリ、ありがとう。確かにそうですね。僕は冷静さを持たなければいけないですね。」