そして、暇の合間に剣の扱いも基本的な事を、繰り返し教えてもらう。

マリには、目立たぬように街の案内と買い物にも連れていってもらった。

「ユーリ殿のお国に行けるものなら行ってみたいですねぇ」

私が過ごした過去を語ると、彼女はそう言った。