モンスターガール~彼女はいつもカメレオン~


『友達……?デカくて、不細工だな……』



嘘……。


身長が低くないのは知ってるし、可愛くないのも知ってるけど……。


今までそんなハッキリ言われたことなんてなかった。


お父さんなんて『司は長身でモデルになれるな』とか、『あまり可愛い過ぎるより、司くらいの方が愛嬌もあってモテるんだぞ』って言ってくれたのに。


私が呆然としていると、ネコは男子に持ってもらっていた荷物を、奪うように取り上げる。



「え?」


「これくらいの荷物、平気だから。司もちょっと来て」



私がうなずいたとき、上から声が聞こえた。



「おい、萌。お前さぁ、なんでそういう態度取るんだよー。そんなんじゃ、一生男できないぞ?」


「うるさいな。こうちゃんには関係ないでしょ?」


「心配してやってんだろ?って……修平じゃん!早く上がれよ」



こうちゃんはこの失礼な男子に笑顔を向け、失礼な男子はこうちゃんに向かって右手を挙げた。



「ああ」


「知り合いなの?」



ネコがビックリした顔でそう問い掛けると、失礼な男子修平はネコに笑顔で言った。



「仲いいんだよ。やっぱりな」


「……?」


「何処かで見たことあるって言ったじゃん。コイツんちの写真だ」