なに……?
応援してる風なこと言ってたのになに?
「司ー、なに暗い顔してるの?ほら、もっと笑って?」
ニッコリ笑って言うネコの顔を見て、笑顔を無理矢理作りうなずく。
「どうしたの?」
そう言って隣に来る岩瀬にドキンとする。
「う、ううん」
そして岩瀬は私の耳に小さな声で言った。
「携帯、教えてよ」
「え?携帯はSOFTBAN○だけど」
「そうじゃなくて、携帯の番号とアドレス」
番号とアドレス?!
私の……?
私、男子から番号とかアドレスを聞かれるなんて、生まれて初めて。
ドキドキしてると岩瀬が又小さな声で言う。
「ダメ?あのふたりには内緒で教えてよ。とりあえず番号言ってくれたら覚えるから」
「う、うん」
私はネコをチラチラ見ながら小さな声で岩瀬に番号を教える。
嬉しい。
もしかしたら私、彼氏ができるかもしれない。
しかも、こんなにタイプの男子から番号を聞かれる日がやってくるなんて。
そういえば、今日の朝の占いはなんだっけ?
ネコのことが気になってちゃんと見てなかったんだ。
帰ったら、もうテレビの星占いは見れないから、モバの星占いでも見よう。



