君へ…

『いきなりだけど。
…ずっと前から、好きでした。
傍にいて、守らせてください。』

緑ちゃんの照れたような
笑い声が聞こえる。
と同時に翔馬の、よっしゃ!という声。

私は走り出した。
走って走って走って。
靴箱についたとき、そこにはずっと
待ってくれていた未来がいた。