君へ…

てことは、なんだ…
翔馬両想いなんじゃん。
良かったじゃん…。
めでたしめでたしじゃん。

『好きなんかじゃないよ…』

必死についた嘘は
震えまじりになってしまった。
汗が手に滲む。