君へ…

そんな顔させたくない。
困らせたくない。
このままでいたいの。
友達でも、もうなんでもいいから。

「めい。我慢なんてしなくていい。
翔馬が困るだなんて、思わなくていいよ。
翔馬が困るかなんて、それは勝手なめいの判断でしょ?そんなの、めいが逃げてるだけだよね」

逃げてるだけだよね、か。
それはきっと当たり。
でも…。

『…たしかに勝手な判断かもしれない。
でもそれでも私は…』

勢いよく立ち上がると
椅子がガタッと倒れた。
未来の驚きの顔が見えた。
さらに、みんなの視線が一気に集まる。
それでもそんなのきにならなかった。