その翌日から、私は
翔馬を軽く避け始めた。
未来は、それにわざと気づかない
フリをしてくれていた。

それでもこの気持ちは
加速していくばかりなのだ。

翔馬は、多分気づいているのに
それでも笑いかけてくる。