君へ…

嘘をつき続けることは
きっと難しい。
でも消えてしまうならば
なにも残らないから。

諦めるなんてきっと
簡単だろう。
忘れるなんてきっと
簡単だろう。

「後悔だけは、しないでね?」

屋上のドアを開けると同時に
未来は私の目を見つめる。