君へ…

息が苦しい。
痛い。
なにかが痛い。
どこだろこれ。お腹かな、胃かな。
どこだろ。
痛い。痛い。痛い。胸が痛い。

翔馬のその言葉には
私しかしらない刺を蓄えていて。

未来と翔馬の空間に
なぜかもういられなくなって。
私は立ち上がった。