それは、なんのへんてつもない
普通の朝の出来事だった。

眠くてうとうとし
机に体を倒した瞬間。
そんな私の机を
翔馬がバンッと勢いよく
叩いた。

私は半分寝ぼけまじりに
なって体を起こす。