恋夏。




「やっほ☆」


目の前には、満面の笑みでこちらに手を振る、あの人、そう、あの人。うん、あの人。
えっと、ほら、あの人……。
今日会った…バスケ部の……

「和泉亮太だよ」

と言い、彼は笑う

「あ!和泉先輩!!わ、忘れてた訳じゃないですよ!?」

「え~、ほんとかよ~」

「ほ、ほんとです!!」

「ま、これから覚えてもらえればいいけどね!ところで、こんなところでなーにやってんの」

「あ、え、えっと…………」

「って、見ればわかるんだけどね(笑)バスケしてたの?」

「…………はい」

小さく頷く