恋夏。





もう日は暮れていた。
昼の暖かい風とは裏腹に、夜は少し肌寒かった。

「うー…ちょっと寒いな…」


きっと、バスケをしたら暑くなるだろうと思いつつ、家から持ってきたバスケットボールを手にする。


シュッ


シュートが決まる。

良かった、まだ鈍ってない…

去年引退してから、バスケはしてなかったから、正直シュートが決まるか少し心配だった。



「へ~、やるじゃん!」

「そうですか?ありがとうございま…」

……………へ?