君色の夏






「涼平って、なんか変」



「え? 変って、どういう事?」



だって、私が意味不明なことをしただけで可愛いって言うんだもん。



「そんなこというなら、もうりんご飴買ってあげないぞ~」



「ダメダメっ! もう言いません! だから買って~」



「はいはい」



よかったぁ。



りんご飴、買ってもらえなくなるところだった。




「おじさん、りんご飴ひとつ」



「はいよっ。300円ねー」



涼平がお金を出してりんご飴を受け取ると、私にくれた。




「ありがと、涼平!」




私は早速、りんご飴にかじりついた。



「ん~っ、おいしーい」



甘くておいしい。