君色の夏





君が笑えば、嬉しくなる。




君が真剣な顔してると、ドキッとする。




君が寂しそうな顔してると、悲しくなる。




君に出逢ってから、私の心は忙しい。







「あーっ! りんご飴だぁ!」




お祭り会場に着きしばらく屋台を回っていると、りんご飴の屋台を発見した。




「ねぇ、ねぇ、涼平! りんご飴だよ!」




私がひとりできゃっきゃっと騒いでいると、涼平たちがにこにこと笑いながらこっちを見ていた。



「どうしたの?」



「いや、なんでもないよ。それより、りんご飴買う? 俺がおごるよ」



「本当っ!?」



やったぁ!




私は心の中でガッツポーズをした。