君色の夏





4時かぁ。




4時におばあちゃんが帰ってくるなら、花火大会に行けるかな。




「あのね、今日涼平が隣町の花火大会一緒に行かない?って誘ってくれたんだけど……行っていい?」




『ああ、いいよ。じゃあ、4時くらいに帰るからねぇ』




「うん、分かった」




すると、電話はブチっと切れた。




それにしても、なんで涼平はわざわざ手紙を書いたんだろう……。




別に、すぐ会える距離にいるんだから手紙なんか使わなくてもいいのに。




涼平、面白いことが好きだからなぁ。




『水沢郵便局でーす』




多分、この台詞を言ってみたかっただけなんだろう。




しばらくのんびりテレビを見ていると、携帯にメールが来た。