涼平はかっこいいもん。 私なんかと、釣り合わないよね。 って、こんなこと考えてたら私、涼平のこと好きみたいじゃん。 「ありがとうございました」 私と涼平がそう言うと、カップルはニコニコしながらその場を去って行った。 いいなぁ。 私もいつか、彼氏ほしいな。 かっこよくて、優しくて、素敵な彼氏……。 といっても、私は初恋すらまだなんだけど。 「おい、千夏。昼飯、買いに行こうぜ」 「あ、うん」 私はそう返事をして、前を歩く涼平の背中を追いかけた。