君色の夏





「あ、これ可愛い」



ワンピース型の、スカートがついた水着。




ちょっと大人っぽいデザインだけど、私に似合うかな?




「涼平、これどうかな?」



「ちょっと千夏にしては、大人っぽくない?」



……だよね…。



私が予想していた答えが返ってきて、ちょっとがっかり。



「でも、似合うんじゃね? いいと思うよ」



「そうかな……」



悩んだ末、私はそのワンピース型の水着にした。




「なぁ、千夏。タオルも買った方がよくねぇか?」



「あ、そうだね。海入ったら濡れるもんね」



私はそこにあったタオルを手に取ると、レジに持って行った。




「すいません、これとこれください」



さっきの美人な店員さんに、その水着を渡した。