君色の夏





「多分、名前のことだと思う。涼夏の名前にも、千夏の名前にも、『夏』っていう漢字が入ってるだろ」




涼平にそう言われて、やっと気づいた。




そういうことか。



涼夏。



千夏。




なんか、名前似てるなぁ。




「すずね、今5さい!」




山に行った帰り。



私は涼平の家にあがらせてもらって、涼夏ちゃんとお喋りしている。





……涼平に通訳をしてもらいながら。




っていうか、涼夏ちゃん5歳なんだ……。




指を五本立てて一生懸命話す姿は、とっても可愛らしい。