君色の夏






「涼平、お待たせ。お土産屋さん見てたから遅くなっちゃ……」



そう言いかけて、私の心臓は一瞬停止した。



「りょ……涼平?」



そこにあった信じられない光景に、私は驚きを隠せなかった。







私の目に映ったのは、レジャーシートの上で頭を押さえて苦しそうに顔をゆがめる涼平。




あまりの出来事に、しばらく動くことができずにいた。




「涼平! 大丈夫!?」



はっと我に返ると、苦しそうにしている涼平にそう言った。




涼平はこくりと頷いた。




いやいや、大丈夫じゃないでしょ、絶対!



どうすればいいのか分からずに、あたふたとしている私。



こういうとき、何をしたらいいのか分からない。



余計なことして、ひどくなったりした嫌だし……。




どうしよう……。