君色の夏





「私より年上かと思ってた」



「えっ、千夏も高二?」



「うん」



「俺より年下かと思ってた」



えっ……なにそれ。



ひどいじゃないかー!!



「だって、千夏 ちっちゃいじゃん」



うぅ……痛いところを突っ込むなぁ。



背が小さいの、気にしてるのに。



私がうつむくと、涼平はあわてて謝ってきた。




「ごめん、気にしてた?」



「うん……」



「ごめん、千夏」



なんか、びっくりした。



こんなに率直に謝られると思わなかったから。