君色の夏





「偶然だったねぇ。川で千夏と会うなんて」



「そうそう。暇だったから散歩してたら、川に見慣れない子がいてさ」



「うん」



「今日貴代さんの孫が来るって言ってたから、もしかしたらその子かもな、って声かけてみたら、やっぱりそうだった」



涼平って、すごい好奇心旺盛だな。



もし違う人だったら、恥ずかしいじゃん。



「だから涼平、千夏と仲良くしてやってねぇ」



「おう!」





そしておやつを食べ終わると、私と涼平は縁側に座って話し始めた。




「涼平って、何歳?」



「16。高校二年生だよ」



えっ、嘘。



私と同じじゃん。



もっと年上かと思ってた。



なんか、すごい大人っぽいし。