君色の夏





ごめんね、涼平。




何もしてあげられなくて。




「りょう、へい……ごめんねっ………」




自分の惨めさに涙があふれた。



涼平は私にいろいろなことを教えてくれたのに。



あの町のこと。




涼平のこと。





それから――――星の話も。





私は、涼平のためになれてるのかな。



私はなにか……涼平に貢献できてるのかなっ……。




こんなに好きなのに、こんなに涼平が好きなのに。



私はまだ何もできない高校生で、無力な自分に腹が立つ。




私の寿命、半分分けてあげたいくらいなのに、それも叶わないなんて。