真夏の最前線やー。 「果歩果歩ー!!」 緑は私に抱きついてきた。 「どうした、緑」 「私ね!先輩と付き合う事になったの!」 「本当!?おめでとうっ!じゃあ今日は久しぶりにいつものカフェ寄っちゃいますか」 「うん!あ、それより教室が今やばい事になっててさ」 「やばい事?」 「うん、とりあえず来て!」 そう言って緑は私の手を取った。