高校2年生の春。




私達は再び、高校生活2年目が始まろうとしていた。





「果歩またねー!」






「うんっ!」





私の親友は小さくてすごく可愛くて男子からもモテモテのような子、相葉 緑(あいば みどり)。






私のデータによると身長153センチと言うすごくいい感じの身長。





私は帰宅部、緑は生徒会役員で今日は生徒会があるみたいで一緒には帰れなかった。





私達は中学の頃から仲が良くて移動するときは必ずいつも手を繋いで歩く。





私達の仲良しこよしと言うマイペース感は周囲にすでに伝わっていて。





あまり言いたくないが、私の身長149センチ、因みに言うなら体重42キロと言う身長は低すぎて困る身長だ。





それに149と言う中途半端な9がまた嫌になる。





そんな感じで私の身長は中3の時からストップしていて、もう伸びるわけもなく諦めがち。





そして、緑が生徒会の時はいつもひとりなんだけど最近はある人物とたまに帰っている。





それが私の古くからの幼なじみ。





原田 空(はらだ そら)。