「それじゃあ私達はお邪魔みたいだから行こうっ、青先輩っ」







「え、緑行くの?」







私は緑を止めた。







「うん!今日は2人で帰ってね!」







そう言って緑は部屋を出た。







「それじゃあ俺もここで」







「青先輩」







「ん?」






「いろいろ、ありがとうございました」






「俺は何もしてないよ。ただ、空も果歩ちゃんも両想いだって知ったから」







「そうっすか。明日からちゃんと部活来るんで」







「そうしてね、もうすぐ試合なんだからさ」






そう言って先輩は部屋を出た。