高校受験、焦ることはなかった。





だって、サッカーで充分間に合ったから。





推薦をもらった。






それは果歩が行くって言っていた同じ高校。






果歩、普段はバカだけどやれば出来るほうだったから心配はして無かった。






偶に外に連れてったり気分転換させてやった。






相変わらず、果歩の机の上にはあの海の写真が飾ってあった。






果歩と俺。その後ろに透き通った海。






もう分かってるように俺はずっと果歩が好きだった。