「おばさん美味しかったよ、ご馳走様」
「いいえー、ほら果歩、花火するならちゃんとバケツ準備しときなさいよ」
「あ、うん。空ちょっと待ってよー」
食べるの早いよ。
「バケツ準備する」
「あ、ありがと」
私はエビフライを頬張った。
今日の夜ご飯はいつもより豪華だった。
エビフライに天ぷら、ロールキャベツにレバニラ炒め、焼き鳥にチャーハンと、手作りのかぼちゃプリン!
空はたくさん食べてくれた。
お父さんはいつも帰ってくるのが夜の10時くらいだから一緒にはご飯できないけど、今日は空がいて楽しかった。
「あんま食いすぎんなよ」
と、耳元で言ってきた空の頭を容赦なく叩いた。

