あなたの隣で笑っていたくて。


あたしの名前は、下山奈々。
高校2年生。


あたしには、好きな人がいる。
名前は、瀬尾悠也。
バスケ部で背が高くて、誰にでもフレンドリーな人。


そして、今日もあたしは悠也と話すの。


「悠也ー、おはよっ!」


「はよー、奈々」


朝はいつも眠たそうに、挨拶を返してくる。

そんな彼にあたしは
恋している。